弁護士紹介
弁護士 森山大樹(もりやまたいき)
1981年生まれ 東京都出身 信州大学工学部(土木工学) 卒 信州大学法科大学院 修了 2010年 司法試験合格 2011年 第二東京弁護士会登録 2015年 旭川弁護士会登録 |
私の父は土木の小さな会社を経営していました。私は、二十歳のとき、父の会社で土木作業員としてアルバイトをしたことがあります。その際、衝撃を受けたことが2つありました。
1つ目は、仕事の完成に至るまで、そのほとんどが契約や法律で定められていたことです。道路の舗装工事を行う会社でしたが、完成させる道路の工事内容は当然のことながら、使用するアスファルト材の温度管理、トラック・ダンプカーの排気量といった細部に至るまで、契約や法律で内容が定められていました。二十歳で世の中を知らなかった私にとっては、土木に限らず、多くの仕事がその細部に至るまで契約や法律で定められているということは衝撃的でした。
2つ目は、父の会社のような中小零細企業は、仕事を発注する元請企業よりも弱い立場にあるということです。仕事の発注者と受注者は対等であるべきなのですが、仕事を発注する会社の立場が強く、仕事を与えてやっているという雰囲気が色濃くあったのです。元請企業の担当者の横柄な態度は今でも忘れません。
この2つの衝撃的な体験があって、私は、中小零細企業を守りたい、そのためには法律を駆使できるようになりたい、と思うようになりました。
これが、私が弁護士になった動機です。
弁護士として中小零細企業の力になるためには、日頃から会社の業務に精通し、その内容を知っておく必要があると考えております。このような考えに基づき、当事務所では、社外法務部コースなど、主に中小零細企業を対象とした法律事務・サービスを提供しております。